Amazon Lightsailを使ってWordPressでブログを運用してわかったこと

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実はこのブログ、Amazon Lightsail上でWordPressを構築、運用しています。
だいたい2ヶ月弱くらいAmazon LightsailでWordPressを運用して、わかったことをお伝えします。
これからLightsailを使おうと思われてる方のご参考になれば幸いです。

Amazon Lightsailって?

Amazon Lightsailとはなんぞや?と思う人も多いでしょう。
AWSの数多いサービスの一つで、マウスでポチポチっとやると、簡単、お安く、サービスを起動できてしまう、というもので、マネージドサービスの一つです。
いくつか対応しているサービスがあるのですが、そのうちの一つにWordPressがあって、自分でEC2たててー、ApacheとかPHP入れてー、MySQL入れてー、とかが不要です。 AWSのなかでも、マニアックなサービス(当社比)で、自分は仕事でAWS使ってますが、知りませんでした。管理画面も、AWS管理コンソール上でLightsailを選ぶと、別タブで全く違う独自の管理画面が開くという、AWSの中でも異色のサービスです。

詳しくは公式サイトをご参照を。

Amazon Lightsail(月額3.5ドル〜の仮想プライベートサーバー:VPS)| AWS
Amazon Lightsail は、コンテナなどのクラウドリソースを予測可能な低価格で簡単に管理できる、使いやすい仮想プライベートサーバー (VPS) です。

Lightsailの料金は?

公式サイトの料金表を見てもらうとわかりますが、一番安いので月額 $3.50(USD)です。今日時点でだいたい1ドル110円ですから、月額約385円です。けっこう安いですね。

他に料金はかからない?

この$3.50には、インスタンス料金はもちろんですが、ストレージ、データ転送(無料枠のみ)、DNS管理、静的IPアドレスが含まれていますので、これで収まる分しか利用しなければ、これ以上かかりません。WordPressをシンプルに使うだけであれば、これに収めることは可能です。
料金表にはマネージドデータベースとかも記載されていますが、WordPressを選ぶと、同じインスタンス内にMySQLもインストールして使いますので、高価なDBは不要です。

気を付けないと料金がかかってしまうもの

注意しないとうっかり料金がかかってしまうものがあります。

Lightsailで用意された証明書管理を使用した、SSLサイトの構築

いや、これが騙されました。あ、きちんと読めば書いてはあるのですが。

だって、こことかにも

さらに、Amazon Lightsail ロードバランサーには統合証明書管理も含まれており、わずか数回のクリックで、プロビジョニングおよびロードバランサーに追加できる無料の SSL/TLS 証明書を利用できます。証明書の要求や管理は、Lightsail コンソールから直接行うことができます。更新は、お客様に代わって私たちが管理いたします。
Amazon Lightsail の特徴より

とか書いてあると、もちろん無料でできると思いますよね。
というか、いまどきSSLなんて当たり前だから、無料でできるとおもうじゃないですか。他のサービス使ってWordPressのブログ作ろうと思ったら、普通ついてきますよ。当たり前に。たぶん。

これは、証明書管理自体はたしかに無料なのですが、その証明書はLightsail ロードバランサーにしか適用できないのです。
じゃあ、そのLightsail ロードバランサーはいくらなのかというと、この料金が見つけにくい!
ようやくFAQのページから探し当てると、

Q: Lightsail ロードバランサーのコストはどれくらいですか?

Lightsail ロードバランサーには、1 か月あたり 18 USD のコストがかかります。

よくある質問より

なんという罠!インスタンス料金より圧倒的に高い!

ということで、自前で庶民の味方Let's Encryptを使用して、無料SSL証明書を使用することにしました。その方法はまた別記事にでもします。すみません。

SSL以外にもかかりそうなのが、

スナップショットによるバックアップ

やっぱり仮想マシンだから、スナップショットでバックアップとりたいですよね。でも、無料枠ないです。
スナップショットによるバックアップは、月額 0.05 USD/GBです。一番安いので作成すると、ストレージは20GBになりますので、スナップショットをとると、必ず月額$1 約110円かかります。
2つ目以降のスナップショットは、差分でとってくれるみたいなので、20GBまるまるかかることはなさそうですが、必ず1つ目で20GBかかってしまいます。
110円くらいいいか、という気はしますが、せっかく安く仕上げようとしているのに、他のサービスよりも高くなってもうれしくないので、スナップショットはあきらめます。
MySQLのバックアップをローカルストレージに保存するようにしよう。そうしよう。
cronでやろうと思ってたけど、まだやってないことに気付いた。

ネットワーク通信量

Lightsailを始める前に、いくつかググって見たのですが、EC2で自分でインスタンス立ててやるのに比べて、Lightsailだったら、完全定額だから安心、というのを見かけました。
でもそれは間違いです。一番安い$3.50のプランだと、データ通信量は1TBまで無料ですが、それを超えると、課金対象になります。この1TBはインバウンド(インターネットからの通信)と、アウトバウンド(インターネットへの通信)と両方が対象です。ただ、課金対象となるのは、アウトバウンドだけみたいです。
この1TBがどれくらいかというのは、なかなか難しいですが、まあ通常使っている分ではまず超えないでしょう。
ただ、万が一DDosアタックとか受けてしまった場合に、予期せぬ課金が発生する可能性はゼロではないです。
まあ、とりあえず大丈夫だとは思いますが、毎月の課金がどうなってるかは、確認したほうがよいかも。
全く関係ないですが、この前仕事で使うからと、試しにRDS(aurora)をバージニア北部に立ててたのを忘れて、無駄に1万近く課金された。超絶がっかり。

結局Amazon Lightsailはおすすめなのか?

それで、結局Lightsailはおすすめなのか?というところですが、自分が考えるに

Amazon LightsailでWordPressを作るのに向いている人

  • すでにAWSのアカウントを持っていて、AWSを使うのに抵抗がない
  • どうしてもワンコイン以下にコストを抑えて、かつストレスのないサーバーが使いたい
  • 逆にコストは気にしないで、ロードバランサーの月額なんか気にせず出せる
  • Linuxのコマンドに慣れてて、Let’s Encryptの更新なんて簡単な人

Amazon LightsailでWordPressを作るのに向いていない人

  • LinuxとかSSHとか何のことだかわからない人
  • とにかく簡単にWordPressが始めたい人
  • 余計な心配をしたくない人

というところでしょうか。 とりあえず立ててしまえば、もうWordPressの管理画面しかみないで、AWSの管理コンソールに入ることもSSHすることもなくなるので、そうなるとどこでもいっしょなんですけどね。
ただ、WordPressの管理画面がもたついたりすることはないので、快適な部類に入るかな、と思います。

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